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山口竜司インタビュー

Interview
印刷の先を想像して
品質にこだわりたい

山口竜司インタビュー
印刷の先を想像して
品質にこだわりたい

04
公立高校普通科卒業 2014年入社 / 一般印刷仕上課
山口竜司YAMAGUCHI RYUJI
Q
志望動機を教えてください

漠然とモノづくりの会社がいいと思って製造業をいくつか応募前見学に行きました。実は第一志望の会社は不採用で、2次募集でタカヨシに見学に行ったんですけど、はじめて印刷現場を見て、大きな機械を一人で調整しながら印刷するんだってびっくりしました。印刷ってコピー機みたいにボタンひとつでできると思っていたので甘く見てましたね(笑)。ライン作業で同じことをずっと繰り返すよりも面白そうだと思いました。あとは社員のみなさんの挨拶がよかったり、採用担当の方の説明が丁寧でしっかりしている会社だなという印象を持ちました。

Q
どんな仕事内容ですか?

入社後はラベル印刷機を5年担当し、主に計量ラベルを印刷していました。自分の担当の機械で印刷の流れを覚えて、他の機械も動かせるようになっていきました。2020年からは一般印刷仕上課でオフセット印刷機を担当し、いわゆる商業印刷と呼ばれる、パンフレット、ポスター、クリアファイルなどデザイン性の高い印刷物を印刷しています。

いろんなデザインがあって、どれも見るのも作るのも楽しいです。紙が機械から印刷されて出てくると、自分が作ったんだって実感します。はじめてエンボスニスを印刷したときは、仕上がったときに高級感があってこんな印刷もできるんだって感動しました。

普段印刷するときは、消費者が手に取った瞬間を想像して、色の調整をかなり気を付けています。人物の顔は顔色が悪くならないように、食べ物は鮮やかに濃くはっきりと。あとは、印刷の最初から最後まで色がブレないようにとか。グレーとブラウン系はインキのバランスで色味が全く変わってくるので難しいです。

あとは印刷環境の調整も大事です。例えば、空気が乾燥してると紙が静電気でくっついて機械にうまく入らないので、季節によって湿度を上げたりするんですけど、かといってやりすぎもよくないみたいな(笑)。ほんと生き物みたいなんですよ。

Q
仕事のやりがいを教えてください

難しい印刷物がきれいに仕上がったときもそうですが、一番は数字で成果が分かることですね。 ラベル印刷機ではセット時間が平均1時間かかっていたところ、慣れたら3分の1の20分に短縮できて、成長を感じられてすごく嬉しかったです。自分は陸上部だったんですけど、練習の成果が記録で目に見えて分かるっていう達成感が部活と似てるなと思います。 工場内では「時間・資材ロス0」が共通目標なので、品質を保ちながら必要最低限の資材でいかに効率よく印刷できるか、一人ひとりが意識しながら仕事をしています。

Q
職場の雰囲気は?

先輩たちは30代以上なんですけど、分からないことは聞いたら自分の手を止めて教えてくれる方がほとんど。 入り立てのときは印刷トラブルが多すぎて先輩にたくさん相談しました。 先輩たちは全部教えるんじゃなくて、「どう思う?」とか「やってみて分からなかったら聞いて」って自分に考えさせるように指導してくれました。 いま振り返ってみると、自分で考えてやってみて、失敗して、またやってみて、それが経験値になってきたんだと実感しています。

Q
これからの目標を教えてください

まずは、会社にあるオフセット印刷機をすべて操作できるようになること。そして、SDGs推進に向けて環境に配慮した印刷をどんどん増やしていきたいです。いまライスインキの使用率を増やしているんですが、他にも既存の機械でできる新商品を現場から発信していきます。

就活生に
ひとこと

興味のない会社、希望していない職種もまずは気軽に見学に行ってみてほしいです。見学のときは「どんな風に、誰と、働くんだろう」ってなるべく具体的にイメージを膨らませてみてください。そして、分からなかったら些細なことでも聞いてみる。これが一番大事です(笑)。

採用方針
MISSION STATEMENT

  • 私たちは、企画、クリエイティブ、デザイン、プロモーション、マーケティングの仕事に関心がある方に、職種、仕事内容、業界情報などについて、他では得られない役に立つ情報を提供します。
  • 私たちは、お会いする学生の皆さんのキャリア形成について本音モードで一緒に考え、皆さん自身が将来を決めるためのサポートを行います。
  • 私たちは「能力があり優秀な人」を選ぶのではなく、「長く一緒に働くことで相互に成長できる仲間」を探すために採用活動を行います。